リンパ液の成分は、血液の成分の一つである血漿(けっしょう)とほぼ同じで、塩素、ナトリウムなどのイオン、ブドウ糖やアミノ酸といった有機物、そして様々なタンパク質からなっています。リンパ液は血漿に比べてタンパク質は少なめで、また、リンパ球が含まれています。
リンパ管のところどころにはリンパ節があります。リンパ節は股の付け根、腕の付け根といった体幹に入るあたりに多く集まっています。頸部にも多く集まっています。
リンパ節はリンパ液を濾過するフィルターのような働きをします。免疫反応をおこなうために異物を処理する細胞やリンパ球が多く集まっています。
風邪を引いたときにリンパ節が腫れるのは整体内に侵入した細菌や有害物質を血液循環中に入れないために頑張っているからです。
「リンパ」は生体内に迫る外敵を攻撃し、また免疫作用を発揮し、生体の防御をおこなっています。当店の施術には(毛細)リンパ管に近接する軟部組織(主に筋肉)
の異常を正常に近づけるための施術も含まれていますので、リンパ液の流れを良くすることに貢献できます。
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