腰痛は人間が二足歩行を行うよう進化したゆえの宿命といわれています。
70キロの人がただ立っているだけで腰部には≒100kgの加重がかかります。日常生活において、荷物を持ち上げたり、かがんだ姿勢を長時間続けたりとされている方も多数いらっしゃることと思います。
100キロ以上の加重が腰にかかっているわけです。腰が痛くなるのが普通だと考えても間違いないのではないでしょうか?
腰は常に負担がかかりやすく、常に頑張っているところであるといえます。
「腰痛は人の宿命である。」を認識し、腰痛にならないため、なりにくい、あるいはなっても大事には至らない、そういう生活習慣を目指してもらいたいものです。
先述のとおり、長時間同じ作業を続けたり、無理な姿勢で仕事を続行すれば当然腰が痛くなります。程よいタイミングで小休止し、自分で腰の筋肉をほぐしたり、ストレッチしたりすることは、マメに血流を整えて、疲労を溜めないために大事です。
また、体重が重ければそれだけ腰への負担、骨格の歪み(の助長)も大きくなります。理想の体型を維持することが、腰にも良いというわけです。
最近は仕事での長時間の座りっぱなし、同一の体勢での継続的な作業、ストレスなどにより理想的な姿勢から少しづつ少しづつ離れていかれる方が多数おられます。
腰痛としてサインは出ています。放置すればするほど、改善も困難となってしまいます。「多少辛いかな?」という段階で腰を労わる習慣を取り入れることをお勧めします。
当店では、一人ひとりの身体に合わせた施術をし、若かりし頃の腰の状態に近いを長い間、維持するためのお手伝いをさせていただければと考えています。
※腰痛という言葉は一般的に広い意味で使われています。中には感染性疾患、腫瘍性疾患などの場合もあります。脚(足)にまで響く痛みを伴う、痺れる、足指に力が入らない、動きが悪い、お尻周りの感覚がおかしいなどの症状を伴う場合、また、痛みが長引いていたり、安静にしていても痛みがとれない、なによりも不安、心配であると思った場合は、一度病院で原因を調べてもらうことをお薦めしています。
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